『すべての花の中で』
ボクのどこが好きなの?
そんな言葉を不安そうにたずねる君の瞳に
俺の心臓はドクンと音を立てる
銀の髪も 蒼い瞳も 白い肌も 歌声も
全部 全部 君のすべてが愛しい
そう言っても君は笑ってくれない気がして
俺は言葉をさがす
君が君だから 他の誰でもない君だから好きなんだ
一瞬驚いた顔を作って俺にしがみつく君をそっとだきしめた
君の髪が金色でも 瞳が緑でも 肌が黒くても たとえ歌えなくても
それでも俺は君に恋をする 君が君である限り 何度でも君に恋をする